子育ての極意 <新未来版>

子育ての『黄金(アウレア)の時期』に役立つ智慧――

・絵本

子どもは「ごろ」のいい言葉が大好き!

20170114-onii

 

「言葉」は大切な財産です。

 

言葉の中でも、「ごろ」のいい言葉は

お子さまは、とっても大好き!

 

「ほやほや」などの擬態語、

「トントン」などの擬声語が

その典型的なものです。

 

お子さまにとって、ごろのいい言葉は

リズムに乗れますし、

体で楽しさを感じるのですね!

 

次の絵本は 語呂がいい絵本ですよ。

 

「だごだご ころころ」

http://08au.jp/aurea/dagodagokorokoro

 

節分の時期に。富山県の再話。

 

鬼が出てくるお話で、

最後、

おばあさんが鬼に追いかけられるところは

ドキドキはらはら、スリル満点!!!

 

梶山俊夫の民話らしい絵。32ページ。

1ページ最大150字程。全ひらがな。

http://08au.jp/aurea/dagodagokorokoro

 

 

各季節ごとの行事を 印象深く行うには

日頃からの準備が必要です。

 

スーパーなどでは

もう枡(ます)にはいった「豆」が

店頭に並んでいたりします。

 

節分に備えて

図書館等で 節分の由来の絵本を

借りておきましょう!

 

 

◆◇ 今日のヒント ◇◆

 

鬼の出てくるお話は ほかに何があるか

お子さまに聞いてみましょう。

例:

桃太郎

こぶとり爺さん

一寸ぼうし

大工と鬼六などなど。

 

また、「泣いた赤鬼」などは名作ですね!

 

 

【余談】

豆まきの行事は

実は日本の深い歴史に大きく関係しています。

 

「倭(やまと)」の時代に

縄文の時代から日本を広く治めていた神様を追い払い、

彼らを「鬼」に見立てて

もう戻ってくるな~!

と「炒り豆を」撒くのがこの行事です。

 

大元のえらい神様からは、

「順番にこの世を治めなさい」ということで、

いつかはまた縄文の「艮(うしとら)の金神」に

この世を治めさせることを約束していました。

 

それで、縄文の神様が

「もう僕がこの世を治めていいかい?」と

現れると、今の神様は

「炒り豆の花が咲く頃に来い~!」

と言って、いり豆を撒き、追い払いました。

 

炒った豆からは、芽が出ないし、花は咲きませんよね・・

つまり、永遠に出てくるな!というわけなんです。

 

でも、

そろそろ戦いの好きな今の神様から

平和好きの縄文の神様に変わるのだ、

という言い伝えがあるのですよ。

 

そして、今でも日本のある神社では

その言い伝えを守って

節分に炒り豆を

あえて撒かない神社があるのだそうです。

 

今日も1日有意義な日でありますように!

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