子育ての極意 <新未来版>

子育ての『黄金(アウレア)の時期』に役立つ智慧――

季節

鏡餅を飾った方へ!「鏡開き」の意味

20170110-kagamimochi

 

明日、1月11日は「鏡開き」。

 

お正月に飾ってあった鏡餅を下げ、

おしるこ、ぜんざいを

作っていただく日ですね♪

 

もともと鏡開きは

20日に行っていましたが、

江戸幕府が

武家の「具足開き(ぐそくびらき)」という行事を

11日としたことから、

鏡開きも この日になっていきました。

 

「具足開き」が武士の慣わしであったため、

刃物で餅を切らず(切腹に通ず)

鏡餅は金づち等で割ります。

 

ですから

この割ったおもちを乾燥させてから

“あられ”を作ってたべること

もあるようです。

 

この鏡開きで

大正月(おおしょうがつ)の行事は終わりです。

お正月は 実にいろいろな楽しみがありましたね♪

 

皆様のお宅では

どんなことが 印象に残っていますか?

 

 

【更にひとこと】

 

この「鏡餅」は

昔の「丸い形をした銅鏡」に由来しています。

 

もともと「鏡」というのは、

天照大神から授かった

「三種の神器」のひとつであり、

伊勢神宮をはじめ、

鏡を「ご神体」としているところも

たくさんあるという

大変「神聖なもの」なのです!

 

鏡餅は「年神様の依り代」とされましたから、

ご神体としての鏡をお餅であらわし、

「鏡餅」と呼ばれるようになりました。

 

今年、鏡餅を飾らなかったおうちも

明日は、

お餅入りの「おしるこ」や「ぜんざい」を

いただいてみてはいかがでしょうか?

 

 

◆◇ ヒント ◇◆

 

 

鏡餅を 金づちで割る、といっても

たいていは パック詰めのお餅が 中に入っている、

というタイプでしょうか。

 

だいたい お餅をつくこと自体

ほとんどなくなってしまったので

無理もないですね。。

 

 

このように

形だけの「本物でないもの」というものは

身の回りにけっこうあります。

 

【お子さんへの質問(上級編)】

本物に似せて作ってあるものを

身の回りの中で 探してみましょう。

 

 

例:

造花・人工芝

レストランの(ろうでできた)食品サンプルなど。

お人形もそうかもしれませんね!

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